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2023年06月21日
APEKS レギのアルアル・・・
よく専門的な事で質問される中にApeksの2ndでの問題がよくありますが、今回はそれを一つ取り上げてみたいと思います!
Apeksを使う方は自分でOHしたりメンテしたりしたりする方が比較的多いブランドレギです。
何故かと言うと、テック系やサイドマウント系のダイビングをする方達が好んで使うメーカーブランドなので、そういったダイビングをする人達は自分の器材をカスタマイズしたり調整したりする機会が多いし、トレーニングの中で他人に依存しないで自分の事は全て自分で行うダイビング・・・、というような教育を受けるので、器材にまでそういった感覚を持ちやすいのだと思います。
なのでせめて自分の器材は自分でメンテOHしないと気が済まない・・・という方や、OH業者などにわざわざ頼んでまで・・・という方が結構多いようです・・・。
ですので、自分で分解やOH、カスタマイズして、逆に壊してしまったり、調子を悪くさせてしまったりすることもその分必然的に多くなってくるわけです・・・。
その中で圧倒的に多い問題は、ブランキングピースを破損させてしまうケースです・・・。
ブランキングピースとは、バランスチャンバーが2nd内でクルクル回って動かないようにする為に固定する樹脂パーツです。
バランスチャンバーにはデマンドレバーが付いているので、そのチャンバーが回転して動いてしまうとレバーも一緒に回ってしまうので、ダイアフラムとレバーとの微妙な当たり位置が変わってしまう事でレバーが押されてフリーフローを起こしたりしてしまう原因になるわけです。
ましてやこのパーツ材質が柔らかめの樹脂パーツで出来ているので、ここを触るには本来なら理屈を理解した上でちょっとコツが必要なのですが、
そんなことまで知らないので見よう見まねでて行って逆におかしくしてしまうパターンなのです・・・。
なので、既にそのバランスチャンバーがクルクル動いてしまう振り幅が大き過ぎる場合は、もう部品を交換するしかないのですが、交換してもまた同じ部品が来るだけなので、理論と技術が分かっていない人はまた何度でも同じことを繰り返してしまうだけなので、ならば・・・、という事でウチで対候性のある硬い樹脂のABSで作る事にしました。
硬くてかなりしっかり出来上がったので、これでApeksの2ndのアルアルの一つは解決できそうです・・・。
パーツに興味がある方はお問い合わせください。
ただし、それでも金属ではないのでステンのボルトナットを締め付けるような力で締め付けたらどんな樹脂でも壊れますから加減を覚えて下さいね!
旭潜水技研
http://asahi-scuba.jp
Apeksを使う方は自分でOHしたりメンテしたりしたりする方が比較的多いブランドレギです。
何故かと言うと、テック系やサイドマウント系のダイビングをする方達が好んで使うメーカーブランドなので、そういったダイビングをする人達は自分の器材をカスタマイズしたり調整したりする機会が多いし、トレーニングの中で他人に依存しないで自分の事は全て自分で行うダイビング・・・、というような教育を受けるので、器材にまでそういった感覚を持ちやすいのだと思います。
なのでせめて自分の器材は自分でメンテOHしないと気が済まない・・・という方や、OH業者などにわざわざ頼んでまで・・・という方が結構多いようです・・・。
ですので、自分で分解やOH、カスタマイズして、逆に壊してしまったり、調子を悪くさせてしまったりすることもその分必然的に多くなってくるわけです・・・。
その中で圧倒的に多い問題は、ブランキングピースを破損させてしまうケースです・・・。
ブランキングピースとは、バランスチャンバーが2nd内でクルクル回って動かないようにする為に固定する樹脂パーツです。
バランスチャンバーにはデマンドレバーが付いているので、そのチャンバーが回転して動いてしまうとレバーも一緒に回ってしまうので、ダイアフラムとレバーとの微妙な当たり位置が変わってしまう事でレバーが押されてフリーフローを起こしたりしてしまう原因になるわけです。
ましてやこのパーツ材質が柔らかめの樹脂パーツで出来ているので、ここを触るには本来なら理屈を理解した上でちょっとコツが必要なのですが、
そんなことまで知らないので見よう見まねでて行って逆におかしくしてしまうパターンなのです・・・。
なので、既にそのバランスチャンバーがクルクル動いてしまう振り幅が大き過ぎる場合は、もう部品を交換するしかないのですが、交換してもまた同じ部品が来るだけなので、理論と技術が分かっていない人はまた何度でも同じことを繰り返してしまうだけなので、ならば・・・、という事でウチで対候性のある硬い樹脂のABSで作る事にしました。
硬くてかなりしっかり出来上がったので、これでApeksの2ndのアルアルの一つは解決できそうです・・・。
パーツに興味がある方はお問い合わせください。
ただし、それでも金属ではないのでステンのボルトナットを締め付けるような力で締め付けたらどんな樹脂でも壊れますから加減を覚えて下さいね!
旭潜水技研
http://asahi-scuba.jp
Posted by TAKEちゃん at 16:34│Comments(0)
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