2016年06月14日
マスク選びのウソ!?・・・ホント!?・・・
お店で何かしらダイビングマスクを買おうとしたとき・・・、または講習中や出入りしているショップさんでイントラさんやガイドさんにアドバイスを受けるのは、「マスクを顔に当てて、鼻から息を吸い込んだまま手を離しても、ピタッと張り付いているものが自分の顔に合っているもの!」・・・と、アドバイスを受けたことはないだろうか・・・。

100%とは言いませんが、その定説の殆どはウソ・・・!
残念ながらそれだけでは指針として判断することは出来ないですね・・・。
だって、実際のダイビングでストラップもせずに、顔に張り付かせようと鼻息を吸い込んで手を放したままダイビングしている人って見たことありますか?
いないでしょ!そんな人・・・。
唯一、その定説が当てはまるマスクは、今ではほぼ知られることはなくなった海女さんたちが使っていた(今でもまだ現役で使っている人もいます) 「たこマスク」くらいでしょう・・・!
たこマスクには本当にストラップがついていなくて、顔にマスクを当てて少し鼻息を吸い込んで張り付かせたまま、素潜りで水中に潜っていき漁をおこなうという離れ業を行う海女さんたちの潜水道具です。
すると今度は水圧でマスクが顔に押し付けられて張り付いたまま落ちなくなるという物なんですが、間違って鼻息をマスク内に出してしまうと水中でポコッと外れてしまうので気をつけなければなりません。
これは素潜りだから使える芸当とマスクシステムですが、スキューバの場合は水中で呼吸をしていますし、マスククリアもするでしょうから、四六時中手でマスクを押さえていなくてはならないので、スキューバの場合はやはり使えないのです・・・。
結局のところ、通常のダイビングマスクに水が入りやすいかどうかというのは、その後にかけるストラップの使い方やかけ方による起因が大きなウエイトを占めているのです・・・。

私は最近シングルリップのマスクを使っていますが、一般的に現在の市場に出ているマスクの殆どがダブルリップですので、ダブルリップほど、ストラップの締め付け加減によって水が入りやすい入りにくいが顕著に表れます・・・。
例えば仮に、店頭で行ったように、顔にマスクを当てて鼻息を吸い込んで手を離してという程度の吸引の引っ張り力をストラップの力で再現しようとしたら、恐らく後頭部の同じ位置にストラップは引っかかっていてくれないはずです・・・。

特に私の様に、後頭部の上部が出っ張っていて、つむじ辺りから首にかけて斜めに傾斜していくような頭蓋骨の形をしていたら、すぐにスルッとストラップが下に落ちてしまいます・・・。
女性なんかも髪の毛が多いので同じことが言えます・・・。
するとどうしますか?
ストラップが落ちてこないようにもう少し強くストラップを締め付けますよね!
もしくは更に上の方にストラップをかけようとしますよね!
すると今度はシリコンが強く顔に当てられようとするものですから、顔をシールする適正度合いを超えるとダブルリップの場合は今度は外側にシリコンスカートが仰け反るように開いていってしまいます・・・。
そしてシール性を失って逆に水がチョロチョロ進入してくるのです・・・。
因みにその場合はこめかみ部分からが多いですね・・・。
水が入ってこないように・・・、マスクがズレ落ちないように・・・、と、ストラップを強く締め付けることで、逆にどんどん浸水して来るようになってしまうのです・・・。
今度はストラップを後頭部の上の方でかけるのか?それほど後頭部に傾斜がないので低い位置にかけるのか?など、横から見て引っ張るストラップの角度がマスクに対してどれほどなのかで、その場合は鼻の下辺りからチョロチョロ進水してくる確立が大きくなります・・・。
その点、シングルリップの方には、仮にストラップを強く締め付けてもダブルリップの様な仰け反るほどのリップがないので、締め付けの強さによってそこまでの顕著さはありません・・・。
そして現在私が使っているハンマーヘッドマスクは、その角度を考慮してストラップをマスクのフレームのどの位置から引っ張るかが調整できるアジャスターまでつけています・・・。

このアジャスターの発想は他のどのメーカーのマスクでも見たことがありません!
分かりやすく表現すると、シリコンを肌の「広い面」でシールするシングルリップか、肌をピンポイントでの「点」でシールするダブルリップかの様な感覚ですかね・・・。
なので、店頭で鼻息を吸って手を離して張り付いているもの・・・、だけで自分の顔に合っているのかどうかの判断と評価は、今では都市伝説といってもいいでしょう・・・。
アサヒセンスイ
http://asahi-scuba.jp
100%とは言いませんが、その定説の殆どはウソ・・・!
残念ながらそれだけでは指針として判断することは出来ないですね・・・。
だって、実際のダイビングでストラップもせずに、顔に張り付かせようと鼻息を吸い込んで手を放したままダイビングしている人って見たことありますか?
いないでしょ!そんな人・・・。
唯一、その定説が当てはまるマスクは、今ではほぼ知られることはなくなった海女さんたちが使っていた(今でもまだ現役で使っている人もいます) 「たこマスク」くらいでしょう・・・!
たこマスクには本当にストラップがついていなくて、顔にマスクを当てて少し鼻息を吸い込んで張り付かせたまま、素潜りで水中に潜っていき漁をおこなうという離れ業を行う海女さんたちの潜水道具です。
すると今度は水圧でマスクが顔に押し付けられて張り付いたまま落ちなくなるという物なんですが、間違って鼻息をマスク内に出してしまうと水中でポコッと外れてしまうので気をつけなければなりません。
これは素潜りだから使える芸当とマスクシステムですが、スキューバの場合は水中で呼吸をしていますし、マスククリアもするでしょうから、四六時中手でマスクを押さえていなくてはならないので、スキューバの場合はやはり使えないのです・・・。
結局のところ、通常のダイビングマスクに水が入りやすいかどうかというのは、その後にかけるストラップの使い方やかけ方による起因が大きなウエイトを占めているのです・・・。
私は最近シングルリップのマスクを使っていますが、一般的に現在の市場に出ているマスクの殆どがダブルリップですので、ダブルリップほど、ストラップの締め付け加減によって水が入りやすい入りにくいが顕著に表れます・・・。
例えば仮に、店頭で行ったように、顔にマスクを当てて鼻息を吸い込んで手を離してという程度の吸引の引っ張り力をストラップの力で再現しようとしたら、恐らく後頭部の同じ位置にストラップは引っかかっていてくれないはずです・・・。
特に私の様に、後頭部の上部が出っ張っていて、つむじ辺りから首にかけて斜めに傾斜していくような頭蓋骨の形をしていたら、すぐにスルッとストラップが下に落ちてしまいます・・・。
女性なんかも髪の毛が多いので同じことが言えます・・・。
するとどうしますか?
ストラップが落ちてこないようにもう少し強くストラップを締め付けますよね!
もしくは更に上の方にストラップをかけようとしますよね!
すると今度はシリコンが強く顔に当てられようとするものですから、顔をシールする適正度合いを超えるとダブルリップの場合は今度は外側にシリコンスカートが仰け反るように開いていってしまいます・・・。
そしてシール性を失って逆に水がチョロチョロ進入してくるのです・・・。
因みにその場合はこめかみ部分からが多いですね・・・。
水が入ってこないように・・・、マスクがズレ落ちないように・・・、と、ストラップを強く締め付けることで、逆にどんどん浸水して来るようになってしまうのです・・・。
今度はストラップを後頭部の上の方でかけるのか?それほど後頭部に傾斜がないので低い位置にかけるのか?など、横から見て引っ張るストラップの角度がマスクに対してどれほどなのかで、その場合は鼻の下辺りからチョロチョロ進水してくる確立が大きくなります・・・。
その点、シングルリップの方には、仮にストラップを強く締め付けてもダブルリップの様な仰け反るほどのリップがないので、締め付けの強さによってそこまでの顕著さはありません・・・。
そして現在私が使っているハンマーヘッドマスクは、その角度を考慮してストラップをマスクのフレームのどの位置から引っ張るかが調整できるアジャスターまでつけています・・・。
このアジャスターの発想は他のどのメーカーのマスクでも見たことがありません!
分かりやすく表現すると、シリコンを肌の「広い面」でシールするシングルリップか、肌をピンポイントでの「点」でシールするダブルリップかの様な感覚ですかね・・・。
なので、店頭で鼻息を吸って手を離して張り付いているもの・・・、だけで自分の顔に合っているのかどうかの判断と評価は、今では都市伝説といってもいいでしょう・・・。
アサヒセンスイ
http://asahi-scuba.jp
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