
2015年09月25日
四次元ダイブの面白さ・・・!
港に行く度思いますが、色々な思惑や考え方でエモンズレックを利用するショップさんが増えたんですねー・・・。
私はガイドさんかゲストさん自身がレックが好きだから、エモンズというレックポイントを案内しているのだと思っていましたが、どうやら殆どがそれとはまた違う理由で、遠路はるばる古宇利島までゲストを連れてきているみたいなんですねー・・・。
多様化の時代とはよく言ったもんです・・・。
さて、ウチは・・・というか、私は大のレック好きなので、兎に角レックダイブにゲストを連れて行きたいと思っている偏ったダイバーかもしれません・・・。
特に戦争で沈んだ戦没船は、歴史だけじゃなく時代と背景に翻弄された数奇な運命を背負ったままそこに沈んでいる遺跡ですから、学び取れることが実に多く、実に為になって面白いんですね・・・。
ましてや、直接潜っていない時でも、自宅にいるときでさえもPCや公文書館や書籍などから、新しい事実やその沈没に至るまでの経緯など、レックやポイントに関係するあらゆる情報を得ることが出来ます。
そう!
レックダイブの醍醐味は、自分が直接潜っていないときでも現場のダイビングに繋いでいける、そんなイメージが頭の中で描けるというところに面白さがあるのです・・・。
更に、ウチのゲストさんにはよく言っているのですが、レックダイブだけがダイビングの中でも唯一 「 四次元ダイブ」を体験できる特質をもっているという事を・・・!
とは言っても、誰しもが四次元を体験できるというわけではありません・・・!
それにはそのダイビングを四次元の世界に導くガイドさんの知識と力量がないとそれはちょっと難しいのかもしれません・・・。
どういうことかというと、四次元とは、空間を司る三次元に「時間」という一次元を組み合わせたものの事を言うのですが、まずはそもそも我々ダイバーは水中で立体的な動きをしているという事・・・。
知ってか知らずか、ダイバーは既に水中で3次元的な動きができているのですから、そこに当時沈没に至った背景と情報とイメージを分かりやすく上手に与えて上げられるのなら、それは水中で時空を超えてあたかも自分が沈没当初の70年前にタイムスリップしてそこに存在しているかのような錯覚に陥ることが可能なんです・・・。
これが、ダイビングという水中空間で可能な「三次元」に、歴史やヒストリーという時間を巻き戻したイメージを目の前に持たせられるという「四次元」が完成し、類希な「四次元ダイブ」が可能となるわけです・・・!
レックダイブの本当の醍醐味は、この時空を超えた 「四次元ダイブ」 が可能だという特質の面白さなんです!
正直言って、マンタに遭遇しても突然ジンベエが現れても、ビックリしたり感動したりするとは思いますが、それもなぜだか長くは残らない・・・。
それはダイビングという行為の一過性にあり、そこに「時間」という奥行きが加わっていないからなのかもしれません・・・。
もちろん、前途した様にレックならレック、エモンズならエモンズのちゃんとした背景と情報が上手く伝えられていなければ、そのダイビングは三次元から逸脱することは出来ないでしょう・・・。
エモンズレックで、ウチではもうそんな四次元ダイブは当たり前だとしても、現在はその先にもう一歩コマを進め、テーマ性のある写真ポイントを案内サポートしています!
例えば40mm連装機関砲もエモンズという軍艦としての兵装として、今でも水中でそれっぽい存在感をもっています。
それをただカメラで撮るだけでは3次元どころか、もはや2次元となってしまいます。
四次元感覚で撮るとなるとどうなるでしょうか?

感覚的にはこんな感じに・・・、かつての米兵砲手はこの椅子に座ってハンドルを右左に回し、特攻の恐怖の中この照準器に必死で日本の特攻機と重ねて反撃していたのでしょう・・・。
こんなタイムトラベラー的な撮り方もできるのです・・・。
エモンズが発見されてから16年が経ちました・・・。
ですが、日米合わせてもかつてこんなイメージを持って写真を撮っているダイバーはウチのゲスト以外には見たことがありません・・・。
というのも、ガイドさんが四次元の価値を伝えていないし、導いていないからなんでしょう・・・。
特に戦没船の場合、「立体」+「時間」の概念が分かってくると、今度は「ギャップ」という皮肉な技を使うことも出来ます。
皆さん折角高額なカメラを持って、そして対価を支払って潜りに来てくれるんですから、受けるこちらもプロとしての技を返す義務が生じますよね・・・!
エモンズは特に水深が深いので、潜ってからあれやこれやと考えていても間に合わず時間の無駄なんです・・・。
短時間で目的をピンポイントで達成させるためには、事前にやりたいこととポイントを直線状に無駄なく結びつける必要があります。
その為には、ダイビング前のブリーフィングは大切ですし、目的意識の合意と擦り合わせは絶対ですね!
どんなことでも、なんでもリクエストしてください!
当店では絶大的な自信を持ってエモンズというレックポイントにお連れしていますので!
アサヒセンスイ
http://asahi-scuba.jp
私はガイドさんかゲストさん自身がレックが好きだから、エモンズというレックポイントを案内しているのだと思っていましたが、どうやら殆どがそれとはまた違う理由で、遠路はるばる古宇利島までゲストを連れてきているみたいなんですねー・・・。
多様化の時代とはよく言ったもんです・・・。
さて、ウチは・・・というか、私は大のレック好きなので、兎に角レックダイブにゲストを連れて行きたいと思っている偏ったダイバーかもしれません・・・。
特に戦争で沈んだ戦没船は、歴史だけじゃなく時代と背景に翻弄された数奇な運命を背負ったままそこに沈んでいる遺跡ですから、学び取れることが実に多く、実に為になって面白いんですね・・・。
ましてや、直接潜っていない時でも、自宅にいるときでさえもPCや公文書館や書籍などから、新しい事実やその沈没に至るまでの経緯など、レックやポイントに関係するあらゆる情報を得ることが出来ます。
そう!
レックダイブの醍醐味は、自分が直接潜っていないときでも現場のダイビングに繋いでいける、そんなイメージが頭の中で描けるというところに面白さがあるのです・・・。
更に、ウチのゲストさんにはよく言っているのですが、レックダイブだけがダイビングの中でも唯一 「 四次元ダイブ」を体験できる特質をもっているという事を・・・!
とは言っても、誰しもが四次元を体験できるというわけではありません・・・!
それにはそのダイビングを四次元の世界に導くガイドさんの知識と力量がないとそれはちょっと難しいのかもしれません・・・。
どういうことかというと、四次元とは、空間を司る三次元に「時間」という一次元を組み合わせたものの事を言うのですが、まずはそもそも我々ダイバーは水中で立体的な動きをしているという事・・・。
知ってか知らずか、ダイバーは既に水中で3次元的な動きができているのですから、そこに当時沈没に至った背景と情報とイメージを分かりやすく上手に与えて上げられるのなら、それは水中で時空を超えてあたかも自分が沈没当初の70年前にタイムスリップしてそこに存在しているかのような錯覚に陥ることが可能なんです・・・。
これが、ダイビングという水中空間で可能な「三次元」に、歴史やヒストリーという時間を巻き戻したイメージを目の前に持たせられるという「四次元」が完成し、類希な「四次元ダイブ」が可能となるわけです・・・!
レックダイブの本当の醍醐味は、この時空を超えた 「四次元ダイブ」 が可能だという特質の面白さなんです!
正直言って、マンタに遭遇しても突然ジンベエが現れても、ビックリしたり感動したりするとは思いますが、それもなぜだか長くは残らない・・・。
それはダイビングという行為の一過性にあり、そこに「時間」という奥行きが加わっていないからなのかもしれません・・・。
もちろん、前途した様にレックならレック、エモンズならエモンズのちゃんとした背景と情報が上手く伝えられていなければ、そのダイビングは三次元から逸脱することは出来ないでしょう・・・。
エモンズレックで、ウチではもうそんな四次元ダイブは当たり前だとしても、現在はその先にもう一歩コマを進め、テーマ性のある写真ポイントを案内サポートしています!
例えば40mm連装機関砲もエモンズという軍艦としての兵装として、今でも水中でそれっぽい存在感をもっています。
それをただカメラで撮るだけでは3次元どころか、もはや2次元となってしまいます。
四次元感覚で撮るとなるとどうなるでしょうか?

感覚的にはこんな感じに・・・、かつての米兵砲手はこの椅子に座ってハンドルを右左に回し、特攻の恐怖の中この照準器に必死で日本の特攻機と重ねて反撃していたのでしょう・・・。
こんなタイムトラベラー的な撮り方もできるのです・・・。
エモンズが発見されてから16年が経ちました・・・。
ですが、日米合わせてもかつてこんなイメージを持って写真を撮っているダイバーはウチのゲスト以外には見たことがありません・・・。
というのも、ガイドさんが四次元の価値を伝えていないし、導いていないからなんでしょう・・・。
特に戦没船の場合、「立体」+「時間」の概念が分かってくると、今度は「ギャップ」という皮肉な技を使うことも出来ます。
皆さん折角高額なカメラを持って、そして対価を支払って潜りに来てくれるんですから、受けるこちらもプロとしての技を返す義務が生じますよね・・・!
エモンズは特に水深が深いので、潜ってからあれやこれやと考えていても間に合わず時間の無駄なんです・・・。
短時間で目的をピンポイントで達成させるためには、事前にやりたいこととポイントを直線状に無駄なく結びつける必要があります。
その為には、ダイビング前のブリーフィングは大切ですし、目的意識の合意と擦り合わせは絶対ですね!
どんなことでも、なんでもリクエストしてください!
当店では絶大的な自信を持ってエモンズというレックポイントにお連れしていますので!
アサヒセンスイ
http://asahi-scuba.jp
Posted by TAKEちゃん at 15:02│Comments(0)
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