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2013年05月23日

i-MAJUN 水中可視光線通信 テストダイブ



以前もブログで紹介しましたが、TV番組の「夢の扉」でも取り上げられた "県さんぴん" 水中可視光線通信 "i-MAJUN" のテストダイブに参加させてもらいました。

まぁテストといっても、もう現在の段階では製品として完成したとの事なので、使用体験ダイブと言ったところですが、ダイビングプールを使って体験させてもらいました・・・。

専用の水中LEDライトの光に音声を乗せて光とともに声を飛ばし、相手の受信機でそれを拾い、骨伝道のイヤホンで相手の声が頭蓋骨を通して耳に聞こえるようになっています。

口の周辺には空間がないとしゃべる側は声にならないので、現在のところではどうしても水中マイクはフルフェイスマスクの中に取り付けることになってしまいます。

マスクを装着するのがちょっと大げさっぽくみえますが、慣れれば特にそんな感じもせず・・・、そしておしゃべりが出来会話が成り立ちます。

届く距離は透明度によって影響されるとの事ですが、沖縄の海域でしたら20m位離れた距離で十分会話が出来るとの事・・・。

バッテリーは点灯しっ放しで4時間はもつとのこと・・・。

LEDライトの光料は1500lmで、照射角度が50°だそうですが、この光が周辺の何かに当たって乱反射するので、照射角度の範囲外や直接相手の持つ受信機に向かって光を当て続けていなくても、BCにぶら下げているだけで十分音は拾えるようです。

プール内で光の方向で通信が出来るかできないかなど、色々試してみました・・・。

いくら反射したものを拾えるといっても、後ろ向きはさすがに駄目でしたね・・・。

しかし技術的なことはさておいても、やはりダイビング中、会話が出来る!

リアルタイムで、言葉での意思の疎通が出来る!

という事は、とても魅力的で安全性も確保しやすいですね・・・!

新しいダイビングの可能性が広がりそうです!

開発者や技術者のほうでも、まだまだこれからも進化を続けていくとの意気込み・・・!

大いに期待しています!

出来れば当店でも積極的に導入していきたいとは考えていますが、そこはやはり当店の色がありますからねー・・・。

ただ単に会話が出来ます、という触れ込みだけに留まるのではなく、この装置を使って何が出来るのか・・・?

どんな新しい扉が開けるのか・・・?

そんなテーマの意義付けをただ今模索している最中です・・・。

楽しくなりそうです・・・!



O2DIVE OKINAWA/旭潜水技研
http://www7.ocn.ne.jp/~o2dive





Posted by TAKEちゃん at 19:24│Comments(0)
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