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2011年11月16日

ジェームスディーンから鳥羽一郎へ・・・

"港"って何か色んなムードがあっていいですよねー・・・!

埠頭にせよマリーナにせよ、はたまた漁港にせよ、船着場には何か引き付けられる魅力を感じます・・・。

昔、「赤レンガ倉庫」という大正時代か明治時代かに建てられた、洋風の赤レンガ造りの倉庫街が横浜の埠頭にありました・・・。

特に横浜という町並みと歴史とその当時の時代の雰囲気で、なぜか港の倉庫街には不良の臭いがプンプンしていた・・・。

その中でも赤レンガ倉庫街には格別なムードがあって、ジェームスディーンがバタフライナイフをカチャカチャ躍らせながら歩いてくるような、そんな雰囲気がありました・・・。

その当時は、夜になるとそんなヤバそうなところには、基本一般の人はだーれも近づかなくて、一人でタイムスリップしたかのような、そんな静かだった雰囲気に浸って楽しんでいたことを思い出します。

その後、そこには "みなとみらい" とかなんとか・・・、開発区域になってしまって、かろうじて赤レンガ倉庫の外観は残されていましたが、内容はがらりと様変わりし、電飾きらびやか、おしゃれなカフェだかお土産やさんだかが軒を連ね、不良と何のかかわりもなさそうな素敵な女性達が夜遅くまで沢山歩いてました・・・。

不良のムードはもうそこにはありません・・・。

また、確か本牧埠頭だったっけかな?

記憶が曖昧ですが、本当に埠頭の倉庫街の一角に、深夜になるとネオン管だけが目印のようにバチバチっと点いていて、"Cool" っていう港のムードに完璧にマッチした洒落たBarがあったのを覚えています・・・。

扉を開けたら、リーゼントの不良たちがバーボンを煽りながら、咥えタバコでビリヤードをしているような雰囲気を外からも十分連想させるムード満点のそんな港のBar・・・。

さすがにもうないだろーなー・・・。

あれから20年以上も経って、港のムードや不良っぽい匂いこそガラリと変わりましたが、今はどこからともなく三線の音が風に乗って聞こえてきそうな沖縄の港に出入りするようになりました・・・。

港といっても "漁港" ですが・・・。

横浜の港と沖縄の漁港・・・、ムードも何もかもガラリと変わりましたが、やっぱりそれでも夕暮れの港には何とも言えない共通な哀愁が漂うのはなぜなのでしょう・・・。

いよいよ自分の船をこれからここに着けるんだと思ったら、また違う匂いと懐かしい匂いが交差しました・・・。

今日は、自分の船を港に係留するための常設アンカーを海底に設置する作業・・・。

そんなこんなで、ここ最近はお客が引けたときは、港で潜ってばかり・・・。

僕にとって、港といえばジェームスディーンのような不良の匂いのイメージだったのが、これから鳥羽一郎の演歌ムード満点に変わりつつあります・・・。

やっぱり歳相応ってやつなんでしょうかね・・・?




O2DIVE OKINAWA/旭潜水技研
http://www7.ocn.ne.jp/~o2dive


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Posted by TAKEちゃん at 19:20│Comments(0)ボート
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