2011年10月13日
エモンズに潜るということは・・・
ここ最近、港に行くたびにはじめて聞く新しいショップさんや、見慣れないガイドさんとよく一緒になる機会がある・・・。
数年前まで、エモンズをはじめ、レックダイビングというある意味ちょっと特殊なフィールドにゲストを案内するショップさんなんて本当に限られたところばかりでした・・・。

ところがところが、普段は青の洞窟でスノーケリングをメインに販売しているショップさんや、器材の量販店までもが最近はエモンズにゲストを連れてレックダイビングにやってくるようになったみたいだ・・・。
どんなダイビングスタンスを提供したいのか・・・、グローバルに迷走しているようにも見えてくる・・・。
一方、分りやすいところで、こう言っては何だが、当店にエモンズレックをリクエストされるゲストの方々のほとんどは、「戦跡マニア」・・・。
従って、エモンズという戦没船をテーマに、レクチャー・・・というか、ゲストの方々との仮説論議対談が半分くらい占めているといってもいいかもしれない・・・。

後は実際にエモンズに潜ってみて各々での事実確認を現場で行っているといった感じだろうか・・・。
そして、潜る前に立てた自分なりの仮説と、実際レックダイブを行って目の当たりにした事実との照合と、新たに発生してしまう矛盾点の解決行動がとても楽しいダイビングらしい・・・。
こんなダイビングって十分アリですね・・・!
むしろエモンズを材料に、十分自分の興味と楽しみのダイビングに引き込んだ実に価値ある潜り方をしていると思います・・・!
僕の役目は、そんな方たちの完全サポート・・・!
国内で唯一といってもいい、迫力ある軍艦の戦没船ですから、マニアの方たちにはたまらないフィールドなのでしょうね・・・。

しかし、マニアダイバー達といっても、それぞれの知識の中には十分な戦争の歴史やそれに纏わる世界情勢、宗教間の概念から各々の哲学、そして副産物として結果残された戦跡に対するまでの知識と考えと基礎を持っているため、実際エモンズのポイントに潜る姿勢が、真摯であり謙虚である・・・。
エモンズ発見当初は毎回自発的に行っていたが、ちょっと観光ダイビングにとっては重過ぎるムードになることもあり、最近ではすっかり省略している「献花」や「線香」などだが、当方ではゲストにそんな事を一度も強制したことなどないが、マニアダイバー達は言われなくとも必ずといっていいほど自発的にそれぞれ行っている・・・。
気のせいかもしれないが、最近日本人がお墓参り以外で、外で何かに手を合わせている光景をあまり見なくなった気がする・・・。
東京下町だったせいかもしれないが、子供の頃は、比較的よく日常的に見かけた光景で、そんな姿をあまり特別に思っていなかった気がするが、今ではそれがあたかも特別な行為や偏見のある思想行為にさえも捕らえられかねない・・・。
ひょっとしたらお墓参りさえも行われていないかもしれない・・・。
そんな中、例えきっかけがどんな形でさえ、ゲストの各々が自発的にボートの上から海の下に向かって手を合わせてから潜る姿が、ウチに来るゲストさん達は立派だなーって見えてきて仕方がない・・・。
そしてエモンズに潜った後は、おきまりの居酒屋で仮説論議に華を咲かせることは言うまでもない・・・。
今回のエモンズレックダイブ後の、論議のテーマは、"なぜ5機の特攻機が特攻したにもかかわらず、エモンズがあの程度の損傷で済んでいるのか?" でした・・・。

Nさん、ピケット作戦がどうのこうの・・・。
Kさん、当時の特攻思想はそんな理屈なんてどうでも・・・。
Nさん、特攻のための250kg爆弾を抱えてたら、あんな損傷じゃ済まないし、速度が遅いから・・・。
私し、ピケット作戦って・・・? じゃあ、爆弾積んでなかったんじゃない・・・!
・・・・、そしてその夜の仮説では、2年前見つかった特攻機のエンジンと機体機種と、5機の爆弾の有無の関係性が結びついていったのでした・・・。
・・・、マニアック・・・・・。
O2DIVE OKINAWA/旭潜水技研
http://www7.ocn.ne.jp/~o2dive
数年前まで、エモンズをはじめ、レックダイビングというある意味ちょっと特殊なフィールドにゲストを案内するショップさんなんて本当に限られたところばかりでした・・・。
ところがところが、普段は青の洞窟でスノーケリングをメインに販売しているショップさんや、器材の量販店までもが最近はエモンズにゲストを連れてレックダイビングにやってくるようになったみたいだ・・・。
どんなダイビングスタンスを提供したいのか・・・、グローバルに迷走しているようにも見えてくる・・・。
一方、分りやすいところで、こう言っては何だが、当店にエモンズレックをリクエストされるゲストの方々のほとんどは、「戦跡マニア」・・・。
従って、エモンズという戦没船をテーマに、レクチャー・・・というか、ゲストの方々との仮説論議対談が半分くらい占めているといってもいいかもしれない・・・。
後は実際にエモンズに潜ってみて各々での事実確認を現場で行っているといった感じだろうか・・・。
そして、潜る前に立てた自分なりの仮説と、実際レックダイブを行って目の当たりにした事実との照合と、新たに発生してしまう矛盾点の解決行動がとても楽しいダイビングらしい・・・。
こんなダイビングって十分アリですね・・・!
むしろエモンズを材料に、十分自分の興味と楽しみのダイビングに引き込んだ実に価値ある潜り方をしていると思います・・・!
僕の役目は、そんな方たちの完全サポート・・・!
国内で唯一といってもいい、迫力ある軍艦の戦没船ですから、マニアの方たちにはたまらないフィールドなのでしょうね・・・。
しかし、マニアダイバー達といっても、それぞれの知識の中には十分な戦争の歴史やそれに纏わる世界情勢、宗教間の概念から各々の哲学、そして副産物として結果残された戦跡に対するまでの知識と考えと基礎を持っているため、実際エモンズのポイントに潜る姿勢が、真摯であり謙虚である・・・。
エモンズ発見当初は毎回自発的に行っていたが、ちょっと観光ダイビングにとっては重過ぎるムードになることもあり、最近ではすっかり省略している「献花」や「線香」などだが、当方ではゲストにそんな事を一度も強制したことなどないが、マニアダイバー達は言われなくとも必ずといっていいほど自発的にそれぞれ行っている・・・。
気のせいかもしれないが、最近日本人がお墓参り以外で、外で何かに手を合わせている光景をあまり見なくなった気がする・・・。
東京下町だったせいかもしれないが、子供の頃は、比較的よく日常的に見かけた光景で、そんな姿をあまり特別に思っていなかった気がするが、今ではそれがあたかも特別な行為や偏見のある思想行為にさえも捕らえられかねない・・・。
ひょっとしたらお墓参りさえも行われていないかもしれない・・・。
そんな中、例えきっかけがどんな形でさえ、ゲストの各々が自発的にボートの上から海の下に向かって手を合わせてから潜る姿が、ウチに来るゲストさん達は立派だなーって見えてきて仕方がない・・・。
そしてエモンズに潜った後は、おきまりの居酒屋で仮説論議に華を咲かせることは言うまでもない・・・。
今回のエモンズレックダイブ後の、論議のテーマは、"なぜ5機の特攻機が特攻したにもかかわらず、エモンズがあの程度の損傷で済んでいるのか?" でした・・・。
Nさん、ピケット作戦がどうのこうの・・・。
Kさん、当時の特攻思想はそんな理屈なんてどうでも・・・。
Nさん、特攻のための250kg爆弾を抱えてたら、あんな損傷じゃ済まないし、速度が遅いから・・・。
私し、ピケット作戦って・・・? じゃあ、爆弾積んでなかったんじゃない・・・!
・・・・、そしてその夜の仮説では、2年前見つかった特攻機のエンジンと機体機種と、5機の爆弾の有無の関係性が結びついていったのでした・・・。
・・・、マニアック・・・・・。
O2DIVE OKINAWA/旭潜水技研
http://www7.ocn.ne.jp/~o2dive
Posted by TAKEちゃん at 18:17│Comments(0)
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