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2011年05月06日

ジェントリー・ジャイアント・・・

思い起こしてみれば、元々当店が西オーストラリアから沖縄に移転してきた12年前当初の看板メニューが「ジンベエプログラム」でした・・・。

ジンベエザメは、地球上で最も大きい魚類だが、その性質はとても大人しい。

ジェントリー・ジャイアント・・・

オーストラリアでは、そんなジンベエザメのことを別名 "Gently Giant (ジェントリージャイアント)" とも呼んでいる。

そんなジャイアントだけどジェントリーな要因が、ダイバーのみならず一般の方にも人気となった理由なのかも知れない・・・。

かつて、「ダイバーが一生に一度出会えるか出会えないか」と言われていたジンベエザメを、西オーストラリア州の州都パースから約1300km離れた小さな漁師町エクスマウスの沖に広がる、ニンガルーリーフになぜかシーズンになってくると集まってくることを発見。

当時、その理由をサンゴが一斉に産卵する"コーラルスポーニング" のシーズンにあわせてジンベエが現れることから、産後の卵を食べにやってくるものだと考えてきました。

しかしその後、ジンベエはほぼなんでもありのプランクトンイーターだと判り、サンゴの卵もしかりだが、それに群がるプランクトンも含め一網打尽に捕食できる絶好のタイミングとして、サンゴの抱卵期に現れることが判った。

そんなこんなで、エクスマウスに集まってくる野生のジンベエ約500頭の固体識別も含め、5年間行った人工衛星を使ったサテライトトラッキングなどから得られた、一般には知られない大変貴重なジンベエの行動と生態のデータも採取することができたのだった・・・。

当時オーストラリアにて偶然にも得られたそんな貴重な海とダイビングの経験を引っさげて、野生環境ではないが、偶然にも当時始めたばかりの今度は沖縄での"生簀と言う飼育環境でのジンベエと出会い、ダイビングプログラムを日本で始めることとなったのでした・・・。

ジェントリー・ジャイアント・・・

GW中、久し振りにお顔が拝見できたHさんご家族・・・。

今年のGWはあいにくの空模様となってしまいましたが、小学校1年のI君はウチで預り、ウチの子供達とDS対決で盛り上がっている間、お二人を連れてジンベエダイブをしてきました!

「食われるー!」って、逃げ回っていたMさんも、2本目には余裕ができたようで自ら鮫肌を体験しようと
積極的にジンベエに歩み寄ってましたねー・・・!

また夏にでも、ひょっこり遊びに来てください!

またお会いできること楽しみにしていまーす!




O2DIVE OKINAWA/旭潜水技研
http://www7.ocn.ne.jp/~o2dive


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Posted by TAKEちゃん at 11:53│Comments(2)ダイビング全般
この記事へのコメント
今回のブログ読んでいて、
久しぶりジンベエちゃんと泳いで見たくなりました。

2月の半ばに某水族館で見てきましたが、
見るだけと触れるでは、感動が1と1000以上違いますよね。

周りでは、必死にカメラ片手に水槽にへばりついている人を見ると、
ダイバーの特権と言うか、

「僕、口の中まで手を入れたよ!」

って優越感が甦ってきました。
Posted by USA at 2011年05月07日 01:45
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

→USAさん

そー言えば、昔しジンベエいきましたよねー・・・。

懐かしいー・・・。

たまには、生物の生態をじっくり観察するダイビングも楽しいですよ!

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
Posted by TAKEちゃん at 2011年05月08日 14:03
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