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2011年02月25日

エンリッチドエアーSP講習・・・

ここしばらく"エンリッチSPコース"の講習が続いてます・・・。

しかし、PADIのエンリッチコースのマニュアルは、比較的短期間の間にポンポンッと2段階くらいアップデートされ、その度にどんどんページ数が少なくなってペラペラになっていってます。

エンリッチドエアーSP講習・・・

これは、もちろん講習内容が乏しくなっているわけではなく、理詰めばかりではなく、現実的に、そして合理的にまとめ上げた結果として、「ダイブコンピューター」の使用を奨励することで、一気にページ数を減らすことが出来たものです。

いかにもアメリカらしい合理的な考え方です。

まぁ、そのおかげもあって、講習時間もかなり短縮できるようになりましたし、エンリッチコースへの敷居自体がもう一段低くなって、非常に取っ掛かりやすくなりました・・・。

ただし、参加される方の目指す方向によって、当店では講習内容に変化を付けています!

それは、参加される方の求めているダイビングビジョンが、現在の"エンリッチダイビング"を合理的アイテムとして取り込んだ、楽しみと安全性の高いダイビングを行いたいのか?それともその先にある"テクニカルダイビング"を意識してのエンリッチコースなのか? 参加される方のダイビングビジョンによって、講習内容を私は若干変えています!

背中のシングルタンクに限定された、低くした窒素パーセンテージでのメリットを最大限に活かすことが出来るダイビングへの適応講習!

または、逆に酸素濃度の高さを利用した、その先の"応用的"なダイビングへの適応紹介も含めた講習!

どちらでもいけます!

時間短縮によって講習料金もグーンとお安くなりましたので、是非ご参加ください。

お待ちしています!

因みに今日講習にご参加頂いたKさん!

目指すはやっぱりテクニカルダイビング・・・。

なので応用編の紹介を織り交ぜていたので、話がちょっと長くなってしまいました・・・。

明日は、更なる応用を実践的に使って、エンリッチタンクを使った、インディペンデントWタンクSPコースを行ってみたいと思います!

Kさん!

明日もまた頑張りましょう!




O2DIVE OKINAWA/旭潜水技研
http://www7.ocn.ne.jp/~o2dive


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Posted by TAKEちゃん at 23:00│Comments(4)エンリッチ
この記事へのコメント
ダイブコンピュータを使ったプランは手間はかかりませんが、複数ダイブの予定が予め出来ないのは難点だと思っています。
エンリッチを使うと減圧不要限界が伸びるとよく言われますが、めいっぱい潜ると逆に2ダイブ目の限界が少なくなってしまうこととかは、やはりテーブルを使ってこそわかると思うのですが、OWでテーブルが無くなったのでしょうがない流れなのでしょうか。
最近はTUSAのコンピュータなどで窒素の排出速度の違いが視覚化されたりと、理解が広がりつつあるのは喜ばしいことです。
この流れが普及につながれば嬉しいです。
Posted by ちとせあめ at 2011年02月27日 22:37
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

→ちとせあめさん!

そーですねー、僕はPADIの事しか分らないのですが、年々時代の変化とともに、指導団体としての傾向がダイビングを教えるという門構えから「Dive Today」と言うスローガンで分るように、とりあえず環境を経験させてみる!と言うような、行動的な部分を突出させていますねー。

レジャーダイビングのマーケット全体を考えたら悪いことではないと思いますが、何だかその先に分る人と分らない人の「格差」がここでも大きく開いてしまうような気がして・・・。

IQ-850。

各組織コンパートメントによっての窒素排出などのバーグラフ表示ですよね。
実践ダイビングというか、ダイブマスターコースの講習の中で、このIQ-850を実際に教材用として使って見せたら、減圧理論の内容が視覚的にちょっと理解され易くなるかもしれませんね・・・!

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
Posted by TAKEちゃんTAKEちゃん at 2011年02月28日 17:33
そうです、IQ-850を初めて見たとき、組織によって蓄積された窒素による排出時間の違いが一見してわかるので大変興味を引かれました。
レクリエーションダイバーレベルではそこまで気にすることがないと言われるかもしれませんが、ダイブマスター以上の講習で同じ減圧不要限界ぎりぎりのダイビングでも水深が浅くて長時間のダイビングと、深くて短時間のダイビングでの蓄積され方・排出のされ方の違いを見比べるというのは実践的でいいのではと思います。座学よりもずっとわかりやすいでしょうし。
Posted by ちとせあめ at 2011年02月28日 18:05
>レジャーダイビングのマーケット全体を考えたら悪いことではないと思います
>が、何だかその先に分る人と分らない人の「格差」がここでも大きく開いてしまう
>ような気がして・・・。

PADIの場合、同じ指導団体のコースの続きとしてTecRecが用意されているので、切れ目なく興味に応じてより深い知識を得ることができていいんですけどね。
Posted by ちとせあめ at 2011年02月28日 18:10
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