2011年01月09日

無事合格!

先月受験した「高圧ガス販売主任者」の第一種販売資格の "合格通知" が届きました・・・!

以前ブログに書いたこんなたわいもない話題に、ダイビング関連の直接のお客さん以外からも電話やメールのやり取りをした最後に、「ところで試験合格した?」と多数の方から結果を聞かれ、正直ちょっとビックリしたと言うか、恥ずかしいというか・・・。

そんなこんなで、一応無事に合格したようなのでご報告いたします!

これも全て、県内におけるナイトロックス/エンリッチを業務として取り扱うための、行政の提示した資格整備に正式に答えたと言う感じです・・・。

今月発売のマリンダイビング誌にもナイトロックス特集が掲載されてましたが、僕はやっぱり一般ダイバーに今後勧めていくのならこの際 "ナイトロックス" という言葉は一度忘れ去って "エンリッチ" と言う名称を統一させていったほうが効果がある気がしてます。

ナイトロックスと言う名称は、あまりにもグローバルすぎて、何だか勝手にハードルが高いイメージを払拭しづらいような気がしてます・・・。

未だに、ナイトロックスガスは「深く潜るときに使う混合ガス」という、レジャーダイビングにとっては間違ったイメージを持っているダイバーの方は結構多いのです・・・。

しかし、実際はナイトロックスガスをグローバルに考えれば、実はそれもあながち間違ってはいないのですが、テクニカルダイビング分野におけるリスクを熟知した上での応用的な使用と、一般ダイバーが特に複雑なことは考えず通常にレジャーダイビングとして使用する場合においては、根本的に本質が違うことなので、やはり名称によるイメージから普及に阻害があるのなら、行政も指導団体も雑誌関連も器材メーカーも、そしてショップスタッフも結託して統一したレジャーダイビングにおける"エンリッチ" と言う名称をちゃんと確立化したほうがいいのではないかと思います。

今後、沖縄のレジャー産業にとって、このエンリッチダイビングが新たな起爆剤になるかどうかは我々ショップサイドの仕掛け方次第になりそうですね・・・。



O2DIVE OKINAWA/旭潜水技研
http://www7.ocn.ne.jp/~o2dive


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Posted by TAKEちゃん at 12:17│Comments(4)エンリッチ
この記事へのコメント
こんにちは。エンリッチ、padi japanが13年前にコースを正式に始めた年にスペシャリティーをとりました、はい。その当時のログを改めてみてみると”疲れない気がする”とか、”頭がスッキリしている”と記載されており、たしかにそうだったなー、と今更ながら思い出したしだいです。残念ながらファンダイブでは一回も使用しておらずまったく基礎の部分をすっかり忘れてしまっています!!(しかもコースで使用したpadiの資料は英語でよく分からなかった。)これから、僕、写真を始めたいと思うのですがエンリッチは有効だと聞きます。もしこれからファンダイブでエンリッチを使うときには何を注意すればいいのでしょうか??あとは・・・・値段!!今タンクを借りると通常のタンクに比べてどのくらい金額が上がるのでしょうか?
Posted by たっきー at 2011年01月09日 12:37
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こんにちは、たっきーさん!

難しい事はここでは抜きにして、現代において、実践的な一般ダイビングにおけるエンリッチの使用で特に気を付けなければならない点はひとまず2点だけ!

「深度の把握とコントロール」、そしてちゃんと酸素濃度の%テージを毎回確実にコンピューターにインプットすることです。

酸素中毒を防ぐために、自分が使う%のエンリッチガスは、最大水深が何メートルというMaxを常に頭に入れておくこと。

コンピューターによっては、警告アラームを出してくれるものや点滅で知らせてくれるものなどもありますが、しばらくの間慣れるまではコンピュータのベルトや残圧系の画面の隅に判りやすく大きく "Max○○m" と、ガムテープに書いて貼り付けておくとかしたらいかかでしょうか!

実践的に慣れてきたら、追加でもう1つ!

エンリッチダイビングでは、AIRに比べてNDLが伸びるため、調子に乗って、その場にとことんぎりぎりまで長い時間滞在していると、今度は窒素の蓄積量よりもタンクのガスが先になくなってしまう場合も考えられます。

例えば、典型的な10Lタンクを使って、運よく200bar満タンからダイビングを開始できたとしたら、そのタンクでは2000Lのガスが入っていることになります。

使用するダイバーが1分間に陸上だと20L吸うとしたら、陸上では100分間吸えるという事になります。

水深25mでは、おおよそ3.5気圧ですから、20L×3.5気圧で70L。
このダイバーは水深25mでは1分間に70L吸うことになりますから、2000L÷70Lで、水深25mでは28.5分間で空になる計算になります。

最近のコンピューターのほうが遥かに厳しいのですが、仮にPADIのダイブプランナーで見た場合、EANx36のエンリッチガスを使った場合、水深25mのNDLは50分もいられます。

まぁ、最近の通常のコンピュータだったら、そこまで許容しませんが、理論的に判りやすく言えばそんなところです。

AIRの場合だと、25mのNDLは、これまたダイブプランナーで見ると29分間しかありません。

この場合、AIRダイビングでは、心理的にも残圧もなくなるし、もう少しで減圧モードに入ってしまうという意識からも、早く浮上を開始しようと意識が働くかと思いますが、EANx36を使っていた場合、特にカメラに夢中になって張り付いている時など、もしコンピューターだけ意識していたら、「何だNDLまで、まだ20分もあるのか!」という心理的な安心モードの内に、その場でエア切れを起こすことになります。

エンリッチは横に長くNDLを許容する分、今度は自分のガス消費を把握していないと、ガス切れという問題に直面することになります。

料金的には、ショップさんによってもまちまちだと思いますが、空気に比べて1本で約1000円~1500円くらいのUPじゃないでしょうか?

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Posted by TAKEちゃん at 2011年01月09日 18:30
高圧ガス販売主任者、合格おめでとうございます!

小生も高圧ガス製造保安責任者試験、なんとか合格しました。
合格通知が免状交付申請書にもなっていましたので、これから青森県の収入証紙3400円を貼って提出しないといけませんが・・・。

あと、今回の年末年始パプアニューギニア遠征でもかなりエンリッチの御世話になりましたよ。
例の如くゼロ戦とか水深20m前後といった微妙な深さに沈んでいましたので、レジャーの範囲で長時間潜るのには重宝しました。
ちなみにPNGでのエンリッチタンク追加費用はEAN32%の11Lで8AUDでしたから、比較的安いと思いほぼ全てエンリッチを選択してました。
Posted by 大佐 at 2011年01月12日 19:00
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→大佐

大佐も、製造保安責任者の合格おめでとうございます!
お互い何とか面子が保ててよかったですよね!

ところで、最近はすっかりPNGにはまってるようですね!
沖縄のダイビングシーンにおいては、これからエンリッチが活かせるダイビングスタイルの選択肢と提供が、サービス側にとっての今後の課題となってくるかと思います。

金額もしかりですが、まずはサービス側が、エンリッチを使う実践応用が提供出来てこないと、価値が高められないですからね!

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Posted by TAKEちゃん at 2011年01月12日 20:00
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