
2010年12月02日
何十年振りかの受験を・・・
もし落ちてたら格好が付かないと思い、正式な結果が出るまで隠しておこうと思っていたけど、実は先月高圧ガス保安法での法に則って「高圧ガス第一種販売主任者」という何だかややこしい国家試験を受けてきたのです・・・。
アセチレンガスがどうじゃらこうじゃら・・・、液化ガスを貯蔵するにはなんちゃらかんちゃらと・・・、およそダイビング事業とは何ら関係性のなさそうな、えらく小難しい試験を受けてきたのでした!
というもの、今年からようやく沖縄県で正式にエンリッチ/ナイトロックスガスの取り扱いが許可されたからである。
長きに渡って、沖縄県に正式にナイトロックスガスの取り扱いの理解を求めてきたけど、今までずーっとお役人得意の「検討しておきます」返答で、ずっとあしらわれてきたのだった・・・。
そこで、昨年当店の有力なお客様とのパイプなどを使わせてもらい、安対協や日本スクーバ協会や、DANジャパンの連中を引き連れて、直接厚生労働省に直談判に行って来たのでした。
いわゆる伝家の宝刀を抜いたのでした!
早かったですねー、一般交渉では今まで10年単位でかかってきた時間も、トップダウンを使うとわずか数日で、一時県行政から取り扱いを禁止された酸素ガスの充填もあっという間に公に認められ、ついでと言うか、このタイミングで一気に沖縄県でのナイトロックスの使用も認めさせることが出来たという裏話に、実は黒幕として私と当店のお得意様Sちゃんがかかわっていたという事実を知っている人たちは極一部しか知らないことでしたが・・・。
しかし、沖縄県も当然面子があるので最後の釘を刺してきましたよ!
それが、ナイトロックスガスを使用販売するものは、冒頭の「高圧ガス第一種販売主任者」の国家資格を取得すること、と言う県条例としての条件なのでした・・・。
経緯として裏で大いに関係した手前もあり、また先方の歩み寄りに出したそんな条件を無視するわけにはいかないので、僕自身も何十年ぶりかで国家試験を受けに行く羽目になっちゃったのです・・・。
こんなに勉強したのはいつ以来だろう・・・。
ステップ的には、いきなり「第一種販売主任者」の資格は取れないので、まずはその前に高圧ガス保安法の「法令」の試験も受けておかなければならないのです。
従って、試験科目は「法令」と「保安管理技術」の2科目となり、両方受からなければ資格が取れないというものなんです・・・。
こちらは必死です!
受からなければ、業務の幅に支障が出るため兎に角必死です!
おかげで、業務の合間やら、深夜までやら、平成17年度から21年度までの試験問題集も購入して詰め込み勉強しましたねー!
当日の試験会場には、顔見知りのショップインストラクターやガイド連中なども結構来ていて、皆同じ目的のもと、一生懸命試験を受けてましたよ・・・。
しかし、僕が的を絞って勉強した部分とはかなりかけ離れた部分の問題が沢山出てきて、のっけからガックシ・・・。
真剣に見れば見るほど、考えれば考えるほど全てが正解にも思えてくるし、逆に間違っているようにも感じてくる・・・。
え~そんな~・・・と、一向に先に進めず、頭を抱えて問題と睨めっこしている最中、途中で他のイントラやガイド連中はさっさと試験を終えて次々と教室から出て行くではありませんか!
うそー!もう出来たの?マジで・・・。
いやいや、奴らの事だから、きっと考えても判らないから諦めたに違いない!
普段からしても、そんなに賢そうには見えないもんなー・・・!とか。
次から次へと問題を終えて出て行く人たちを尻目に、焦る自分に納得させようとまでしていましたね・・・。
1科目それぞれ制限時間1時間半を目いっぱい使って解答用紙が回収されたときには、恐らく最初200~300人いた教室には、自分を含めわずか20人程度になってました・・・。
これは駄目だな・・・、落ちたなー・・・。
と、完全に今年の試験は諦めてました。
次回は1年後です・・・。
正式な合格発表は来年1月の末なのですが、その前に今年の問題の回答だけは高圧ガス保安協会のホームページ上に先に発表されるので、恐る恐る覗き見して自己採点をしてみました!
出された問題集は持ち帰れるので、それでマル付けをしてみたところ、何と2科目とも正解率85%でまぐれにも全然合格圏内でした!
なので、どうやらここで何とか格好も付きそうなので、ブログに書いちゃおうかなーって心変わりしたわけです!
ですが、もしこれで正式には落ちてたとしたら、後は名前を書き間違えたか受験番号を書き忘れたかの本格的なおバカさんなのだろう・・・。
その時は腹を抱えて大いに笑ってやって下さい・・・。
そんなおバカでしたら、もう甘んじて受けるしかないですもんね・・・。
O2DIVE OKINAWA/旭潜水技研
http://www7.ocn.ne.jp/~o2dive
アセチレンガスがどうじゃらこうじゃら・・・、液化ガスを貯蔵するにはなんちゃらかんちゃらと・・・、およそダイビング事業とは何ら関係性のなさそうな、えらく小難しい試験を受けてきたのでした!
というもの、今年からようやく沖縄県で正式にエンリッチ/ナイトロックスガスの取り扱いが許可されたからである。
長きに渡って、沖縄県に正式にナイトロックスガスの取り扱いの理解を求めてきたけど、今までずーっとお役人得意の「検討しておきます」返答で、ずっとあしらわれてきたのだった・・・。
そこで、昨年当店の有力なお客様とのパイプなどを使わせてもらい、安対協や日本スクーバ協会や、DANジャパンの連中を引き連れて、直接厚生労働省に直談判に行って来たのでした。
いわゆる伝家の宝刀を抜いたのでした!
早かったですねー、一般交渉では今まで10年単位でかかってきた時間も、トップダウンを使うとわずか数日で、一時県行政から取り扱いを禁止された酸素ガスの充填もあっという間に公に認められ、ついでと言うか、このタイミングで一気に沖縄県でのナイトロックスの使用も認めさせることが出来たという裏話に、実は黒幕として私と当店のお得意様Sちゃんがかかわっていたという事実を知っている人たちは極一部しか知らないことでしたが・・・。
しかし、沖縄県も当然面子があるので最後の釘を刺してきましたよ!
それが、ナイトロックスガスを使用販売するものは、冒頭の「高圧ガス第一種販売主任者」の国家資格を取得すること、と言う県条例としての条件なのでした・・・。
経緯として裏で大いに関係した手前もあり、また先方の歩み寄りに出したそんな条件を無視するわけにはいかないので、僕自身も何十年ぶりかで国家試験を受けに行く羽目になっちゃったのです・・・。
こんなに勉強したのはいつ以来だろう・・・。
ステップ的には、いきなり「第一種販売主任者」の資格は取れないので、まずはその前に高圧ガス保安法の「法令」の試験も受けておかなければならないのです。
従って、試験科目は「法令」と「保安管理技術」の2科目となり、両方受からなければ資格が取れないというものなんです・・・。
こちらは必死です!
受からなければ、業務の幅に支障が出るため兎に角必死です!
おかげで、業務の合間やら、深夜までやら、平成17年度から21年度までの試験問題集も購入して詰め込み勉強しましたねー!
当日の試験会場には、顔見知りのショップインストラクターやガイド連中なども結構来ていて、皆同じ目的のもと、一生懸命試験を受けてましたよ・・・。
しかし、僕が的を絞って勉強した部分とはかなりかけ離れた部分の問題が沢山出てきて、のっけからガックシ・・・。
真剣に見れば見るほど、考えれば考えるほど全てが正解にも思えてくるし、逆に間違っているようにも感じてくる・・・。
え~そんな~・・・と、一向に先に進めず、頭を抱えて問題と睨めっこしている最中、途中で他のイントラやガイド連中はさっさと試験を終えて次々と教室から出て行くではありませんか!
うそー!もう出来たの?マジで・・・。
いやいや、奴らの事だから、きっと考えても判らないから諦めたに違いない!
普段からしても、そんなに賢そうには見えないもんなー・・・!とか。
次から次へと問題を終えて出て行く人たちを尻目に、焦る自分に納得させようとまでしていましたね・・・。
1科目それぞれ制限時間1時間半を目いっぱい使って解答用紙が回収されたときには、恐らく最初200~300人いた教室には、自分を含めわずか20人程度になってました・・・。
これは駄目だな・・・、落ちたなー・・・。
と、完全に今年の試験は諦めてました。
次回は1年後です・・・。
正式な合格発表は来年1月の末なのですが、その前に今年の問題の回答だけは高圧ガス保安協会のホームページ上に先に発表されるので、恐る恐る覗き見して自己採点をしてみました!
出された問題集は持ち帰れるので、それでマル付けをしてみたところ、何と2科目とも正解率85%でまぐれにも全然合格圏内でした!
なので、どうやらここで何とか格好も付きそうなので、ブログに書いちゃおうかなーって心変わりしたわけです!
ですが、もしこれで正式には落ちてたとしたら、後は名前を書き間違えたか受験番号を書き忘れたかの本格的なおバカさんなのだろう・・・。
その時は腹を抱えて大いに笑ってやって下さい・・・。
そんなおバカでしたら、もう甘んじて受けるしかないですもんね・・・。
O2DIVE OKINAWA/旭潜水技研
http://www7.ocn.ne.jp/~o2dive
Posted by TAKEちゃん at 19:08│Comments(4)
この記事へのコメント
試験勉強お疲れ様です!
小生も11月に高圧ガス製造保安責任者(乙種機械)を社命で受験して参りました。
こちらは高圧ガス設備の設置や維持運用に関わる国家資格なのですが、なかなか手ごわかったです。
年を取るとだんだんと勉強もしんどくなってきます・・・。
高圧ガス関連の条例改正は例の御方のお力ですね。
その後、あまりにも速やかに事が決まっていったので、改めてパイプラインの重要性を再認識致しました。
小生も11月に高圧ガス製造保安責任者(乙種機械)を社命で受験して参りました。
こちらは高圧ガス設備の設置や維持運用に関わる国家資格なのですが、なかなか手ごわかったです。
年を取るとだんだんと勉強もしんどくなってきます・・・。
高圧ガス関連の条例改正は例の御方のお力ですね。
その後、あまりにも速やかに事が決まっていったので、改めてパイプラインの重要性を再認識致しました。
Posted by 大佐 at 2010年12月06日 20:15
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
大佐もやってましたかー!
ですが大佐ほどの、更に難しい試験ではないのでしょうが、日頃から窒素でやられている私の頭では、もうこれが限界・・・。
やたらテキストや問題集に出てきた「モノシラン」って言うガス、知ってました?
僕は初めて聞いたガス名でしたが、一体そのガスは何なのか、未だにそんなもの、知らん!
って感じです・・・。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
大佐もやってましたかー!
ですが大佐ほどの、更に難しい試験ではないのでしょうが、日頃から窒素でやられている私の頭では、もうこれが限界・・・。
やたらテキストや問題集に出てきた「モノシラン」って言うガス、知ってました?
僕は初めて聞いたガス名でしたが、一体そのガスは何なのか、未だにそんなもの、知らん!
って感じです・・・。
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Posted by TAKE at 2010年12月07日 23:59
高圧ガス製造保安のテキストや過去の試験問題でも、モノシランガス頻繁に出題されてましたよ!
半導体関係ではメジャーなガスであれ、それに関わったことのない小生にとってはTAKEさん同様に未知のガスです。
我々のようなテック系ダイバーは空気、酸素、窒素、二酸化炭素、あとゆくゆくはヘリウムやアルゴンについて修習しておけば良いですよね。
半導体関係ではメジャーなガスであれ、それに関わったことのない小生にとってはTAKEさん同様に未知のガスです。
我々のようなテック系ダイバーは空気、酸素、窒素、二酸化炭素、あとゆくゆくはヘリウムやアルゴンについて修習しておけば良いですよね。
Posted by 大佐 at 2010年12月09日 09:14
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
直接的な関係性としては確かにそれらのガスが中心ですよね・・・!
まぁ、アルゴンはドライスーツの吸気用としてですが、でも、その他のガスの特性を知るのも見聞が広がって無駄なことは何一つないのでしょうが、ガスってこんな二種類あるの?というほどあるもんですよね!
「ウミウシにKiss」とか、「通風治療にアカナー」だとか、何かとチャレンヂャーな大大佐ですから、今度は試しに水深50mくらいでアセチレンでも吸ってみますか!
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
直接的な関係性としては確かにそれらのガスが中心ですよね・・・!
まぁ、アルゴンはドライスーツの吸気用としてですが、でも、その他のガスの特性を知るのも見聞が広がって無駄なことは何一つないのでしょうが、ガスってこんな二種類あるの?というほどあるもんですよね!
「ウミウシにKiss」とか、「通風治療にアカナー」だとか、何かとチャレンヂャーな大大佐ですから、今度は試しに水深50mくらいでアセチレンでも吸ってみますか!
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Posted by TAKEちゃん at 2010年12月09日 18:02
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