2009年11月09日
ダイビングって山あり谷あり・・・
昨日、一昨日とテックディープダイバーコース受講中のNさんの自主トレで真栄田に行ってきました。
DSATテックディープコースでは、同時に全てをこなしていかなければならないスキルが沢山あります。
正確に深度維持をしながらリフトバッグにリールを取り付けて打ち上げ放出、その間も深度と停止時間を計測把握していなければならないとか、正確なホバーリング状態で、バルブのシャットダウンを素早く行うだとか・・・。
全てのスキルや本質上、常に深度維持は基本中の基本になってきます。
難しそうに聞こえるかもしれませんが、スキルと言うものは基本的に練習すれば誰でも出来るんです。
人によって習得スピードのセンスと言うものはあるかもしれませんが、人より倍、もしくは3倍でもやり込めば最初出来なかった人でも誰でもいずれできるようになると私は信じています。
Nさん、どうしても同時に2つ以上の事ができなくて悩んでいます・・・・。
リフトバッグを打ち上げたら、深度を維持する事を忘れてしまう・・・。
深度を維持し始めると停止時間を忘れてしまう、などなど・・・。
ある意味基礎的なことなのですが・・・。
毎回朝は元気よくショップに来て頂くのですが、帰りはいつもどんよりと肩を落として帰っていく・・・。
私が手助けしてあげることは簡単な事ですが、やはりテクニカルダイビングの性質上、その都度変化する状況において自分一人で判断解決していかなければ結局自分自身の安全性が確保できないという現実を考えると、ある程度からはインストラクターと言えど見守るという意味でアドバイスとサポートしか出来なくなってしまうのです。
ですが、どんより悩み落ち込んでいる彼を見るとさすが私もどうしてあげたらいいのかと、久々悩んでいます・・・。

別口で昨日は知人のCCRダイバー達も来ていましたよ。
彼ら3人はインスピレーションで潜ってましたが、最近めっきり増えたインスピレーションユーザーのせいか、皆一様に細かいところにもオリジナリティーを出して差別化を図っているようです。
また、一昨日はアメリカ人のGUEファンダメンタルクラスもやっていたようで、最終停止位置でたまたま同じ位置で合流しちゃいました。
彼らは沖縄で滅多に見ないO2Ptimaを背負っている私が気になったのか、停止中ずーっと僕をジロジロ舐め回すように見ています。
なんとなく昔からの習性で、「このヤンキー野郎、ガン付けてるのか!」とばかりに私も奴らをずっとガン見返しです!

初めて経験でした。減圧停止中に、日米のガン付け合戦をしたのは・・・。
「テメーこのヤロー、嘉手納基地統合案なんて俺はゆるさねーぞ!」と、その時心に思っていたのかどうかは内緒ですが・・・。
その間、Nさんはそんな事全くお構いなしとばかりに、私とそのヤンキーのちょうど間を、視界に入っては消え入っては消えと、浮いたり沈んだりでを繰り返しながら一人黙々とホバーリングの練習を続けてました・・・。
O2DIVE OKINAWA/旭潜水技研
http://www7.ocn.ne.jp/~o2dive
DSATテックディープコースでは、同時に全てをこなしていかなければならないスキルが沢山あります。
正確に深度維持をしながらリフトバッグにリールを取り付けて打ち上げ放出、その間も深度と停止時間を計測把握していなければならないとか、正確なホバーリング状態で、バルブのシャットダウンを素早く行うだとか・・・。
全てのスキルや本質上、常に深度維持は基本中の基本になってきます。
人によって習得スピードのセンスと言うものはあるかもしれませんが、人より倍、もしくは3倍でもやり込めば最初出来なかった人でも誰でもいずれできるようになると私は信じています。
Nさん、どうしても同時に2つ以上の事ができなくて悩んでいます・・・・。
リフトバッグを打ち上げたら、深度を維持する事を忘れてしまう・・・。
深度を維持し始めると停止時間を忘れてしまう、などなど・・・。
ある意味基礎的なことなのですが・・・。
毎回朝は元気よくショップに来て頂くのですが、帰りはいつもどんよりと肩を落として帰っていく・・・。
私が手助けしてあげることは簡単な事ですが、やはりテクニカルダイビングの性質上、その都度変化する状況において自分一人で判断解決していかなければ結局自分自身の安全性が確保できないという現実を考えると、ある程度からはインストラクターと言えど見守るという意味でアドバイスとサポートしか出来なくなってしまうのです。
ですが、どんより悩み落ち込んでいる彼を見るとさすが私もどうしてあげたらいいのかと、久々悩んでいます・・・。

別口で昨日は知人のCCRダイバー達も来ていましたよ。
彼ら3人はインスピレーションで潜ってましたが、最近めっきり増えたインスピレーションユーザーのせいか、皆一様に細かいところにもオリジナリティーを出して差別化を図っているようです。
彼らは沖縄で滅多に見ないO2Ptimaを背負っている私が気になったのか、停止中ずーっと僕をジロジロ舐め回すように見ています。
なんとなく昔からの習性で、「このヤンキー野郎、ガン付けてるのか!」とばかりに私も奴らをずっとガン見返しです!
初めて経験でした。減圧停止中に、日米のガン付け合戦をしたのは・・・。
「テメーこのヤロー、嘉手納基地統合案なんて俺はゆるさねーぞ!」と、その時心に思っていたのかどうかは内緒ですが・・・。
その間、Nさんはそんな事全くお構いなしとばかりに、私とそのヤンキーのちょうど間を、視界に入っては消え入っては消えと、浮いたり沈んだりでを繰り返しながら一人黙々とホバーリングの練習を続けてました・・・。
O2DIVE OKINAWA/旭潜水技研
http://www7.ocn.ne.jp/~o2dive
Posted by TAKEちゃん at 11:51│Comments(2)
│テクニカルダイビング
この記事へのコメント
僕も最初はひどかったですが、まぁ何とかなったわけで・・・とは言え、自分がアタフタしてるのに、神の領域の方たちのホバーリングを見ていると一瞬落ち込むのも分かります。
羨ましいのは、すぐそこに練習できる環境があること。
一つ一つ落ち着いて、前向きに頑張ってください!
羨ましいのは、すぐそこに練習できる環境があること。
一つ一つ落ち着いて、前向きに頑張ってください!
Posted by せらぴぃー at 2009年11月09日 13:07
同時に行うと片方が疎かになるのは個々のスキルの完成度に不安があるからなのでしょうね、新しいことを行う上でみんな通ってきた道です、あきらめずにがんばって欲しいです。
私は不安なスキルがあると各トレーニングダイブの間にチームメイトと2人して練習ダイブに向かい練習していました。
あとはイメージトレーニングとか。
私はTecRecのトレーニングで初期の段階から常に時間と深度を意識づけるという考え方が長所だと思っています。
さすがGUE、お手本のようなホリゾンタルスタイルですね-。
私は不安なスキルがあると各トレーニングダイブの間にチームメイトと2人して練習ダイブに向かい練習していました。
あとはイメージトレーニングとか。
私はTecRecのトレーニングで初期の段階から常に時間と深度を意識づけるという考え方が長所だと思っています。
さすがGUE、お手本のようなホリゾンタルスタイルですね-。
Posted by ちとせあめ at 2009年11月09日 23:59
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