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2009年07月26日

何処にいるんだー奴らは!

只今我が家は「クワガタ/カブトムシ」で大騒動です・・・。

と言っても5才の息子が「捕まえたい捕まえたい」と一人で騒いでいるのですが、そこは男の子同士・・・、
私にはその気持ちがよーく判ります!
なぜかクワガタ/カブトムシは子供達の気持ちを掴んで話さない存在・・・、特に男の子達にとっては夏休みの一大テーマの一つでもあるのです・・・。

元々東京出身の私ですが、子供の頃、転勤族であった父親の関係で、小学生の頃は日本全国の土地を転々としていた時期もあり、ずいぶん田舎での暮らしもしたほうである。

福岡にいた頃は家の真裏が山で、学校が終わってからの遊び場は決まってその裏山でした。
夏になればクワガタ/カブトムシなんかは、山道をぐるっと一周してくれば普通に木に留まっているやつを捕まえられたし、木工所の木屑の中をほじくれば、隠れているカブトムシの成虫や幼虫なんかもいて、捕まえることに特に苦労した記憶はあまりなかったように覚えている。

そんな延長で、今大いに騒いでいる息子を連れて近所の城跡公園に出かけたのだ。
それは久しぶりの虫捕り・・・というか、私にとっては30年以上ぶりのクワガタ/カブトムシ捕りで、少し童心に帰っている自分自身もいたことは確かである・・・。

息子は、目をキラキラさせて希望と期待を胸に、虫かごと網を手に私の後を付いて探し回るのでした。
きっとそこには父親に対する絶対的な信頼感と安心感があったことだろう・・・。
「とうちゃんなら絶対見つけて捕まえてくれる!」という・・・。

しかし2時間くらい探し回っても全くいない!

それらしい雰囲気はあるものの、出てくるのは蝉と汗ばかり・・・。

「いやー、中々いないもんだなー、今日は残念だけどまた今度来てみるか!」と、歩きながら後ろを振り返ると、虫かごも網もダラーンと下に伸ばしきって、がっくり肩を落としながらトボトボ歩いて付いてくる息子がそこにいた・・・。

きっと私が想像する「残念」という言葉では到底表しきれないであろう思いを引きずって、しょげ返っていたのであろう・・・。

その姿を見たら思わず自分を悔いた・・・。

しょげ返る息子を勇気付けたいと思い、ついつい・・・、「よし!今度は必ず捕まえるぞ!約束だ!その為には帰ってからまず作戦を立てような!」、「いいか!次は絶対捕まえるぞー!」「オー!!!」と、二人で結束の誓いを立てたのである!

さーて、勢いも手伝ってのことだったが、その後が大変である・・・。
自分自身子供の頃、さほどクワガタ/カブトムシ捕りに苦労した記憶がなかったので、この歳になってから初めて生態を調べる羽目になったのだ!

なんと奴らは「夜行性」だったことにも今更ながら初めて知ったのである。
そして、一般的に奴らが好む樹液を出す木の種類が沖縄にはない!
木の種類も違う事を知った・・・。

商店街の連中や近所のおじいちゃん達に、「どこに行ったらいるのか?」「どこに行けば捕まえられる?」と聞き込み調査をしても「夜コンビニの外灯に飛んでくるはずよー」とか、ある一人は「木が沢山あるとこに行けばいるはずよー」・・・と、ある意味実にウチナンチューらしい返答しか返ってこない・・・。

もう、地元情報は当てにせずこれは自力で探し出すしかない!

クワガタは木から染み出す樹液、カブトムシはどちらかと言うと、果物などの果汁などを好む事はわかった。
だけど、ただ甘ければいいというものでもないらしい。
どちらかと言うと、「エタノール」や「酢酸」などのような成分を好むとも書かれていた。
と言うことで、「蜂蜜+オリオンビール」、「蜂蜜+泡盛」、「蜂蜜+お酢」の3種類を実験的に作って、日中のうちにそれらしい木を探して、仕掛けをしに出かけることした・・・。

また、沖縄の場合、場所によってはハブと背中合わせとも言われているではないか・・・!

命がけかー!

2軒隣のパーマ屋の伊佐さんは、「明日ちょうど山原にキャンプに行ってくるから、いたら捕ってこようか!」と、言ってくれたが、やはりこれも一つの教育。
最後まで自分達の力で捕まえる事にこだわりたいのである。
息子には、どちらかと言うとクワガタ/カブトムシを手に入れると言う結果論だけではなく、自分が考えて苦労して行動した結果としての「達成感」と言うものを教えてやりたいと考えているからだ。

あとは、あまり人気のない場所でめぼしい木を探しだして、特製の「ブレンド蜜」を仕掛けてくるだけである!

どこに行こうかなー、やっぱり北部かー!

遠いなー、しかし!

誰か、もっと嘉手納の近くで有力情報あったら教えてくださーい!




O2DIVE OKINAWA/旭潜水技研
http://www7.ocn.ne.jp/~o2dive



Posted by TAKEちゃん at 11:43│Comments(4)
この記事へのコメント
こんばんわ
我が家では、昨年にカブトムシのオス2匹、メス1匹を田舎で捕まえてきて、産卵させ、1年がかりで孵化に成功しました。
当初、40個以上あった卵が、何処へいったのか30個までに減り、結局、幼虫の数としては、25匹を年越しに成功しました。

6月の中頃に気温が高かったせいもあり、どんどん孵化し、オス14匹、メス11匹の大所帯を少し大きめの虫かご3個で飼うことになりました。
最も大きなものでオスが体長70mm以上、メスでも40mm以上と素人が初めて育てた割りには、いい大きさが生まれたと自負しております。

暫くは仲良くやっていたのですが、オス同士、メス同士が喧嘩し合って、どんどん数が減っていきました。

現在では、気づけば、オス1匹、メス4匹。。。
卵はすでにいくつか産んでいるようですので、来年への布石はあるのですが、何ともかわいそうなことをしたと反省しております。

同じ子供同士で掛け合わせると、5代から10代以内には、奇形(角が曲がる等)が生まれやすく、また、どんどん小型化していくと聞きます。
基本的には、別から引っ張ってきたもの同士の掛け合わせ、しかも、大きいもの同士が一番よいそうです。
そこまで、余裕が今年はなかったです。
Posted by USA at 2009年07月26日 22:06
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

んー、USAさん、色々実験検証好きなんですね!

いくら憧れのカブトムシとはいえ、虫かごに数十匹のカブトがひしめいていると思うと、ぞっとします・・・。

一匹でいいんです!

確実に一匹が・・・・!

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
Posted by TAKE at 2009年07月26日 23:02
始めましてもう捕まえましたか?

場所等は地元の人に聞くのが一番です!

めげずに聞き込み調査して下さい

餌は熟したバナナが一番です

酒につけなくても問題無しです

頑張って下さい
Posted by クサギ at 2009年08月10日 22:06
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

応援コメントありがとうございます!

あれから早朝深夜とわず何度となく山へ森へと出かけてますが、成果は・・・。

近所の子供達はどこからかいとも簡単に捕ってくるんですねー。
場所を聞いていってみても、僕が行くとからっきし・・・。

僕の生態の認識があまいんでしょうね・・・。

仕掛けも調べて作ってみました。

蜂蜜とビールを混ぜてとか・・・。

翌日見てみると群がっているのはアリばかり・・・。

でもめげずに頑張ってみます!

あっ、そうそう、たまたまのたまたまなんですが、僕が行くときは何故かちょうど雨と重なってる日ばかりなんですよ。
雨の日はダメなんですかね?


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
Posted by TAKEちゃん at 2009年08月11日 09:27
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