ドローンとニコノスV・・・!

TAKEちゃん

2024年02月03日 19:07

午後から少し雨降りましたが昨日今日と沖縄ではちょっとした夏日のような気温で晴れ!



天気は良かった方ですが、風が南西でエントリー口にちょっと風波が立っていたので赤旗・・・、真栄田岬の階段エントリーは残念ながら中止!

ボートで来たダイバーのみ若干潜っていましたねー・・・。

ダイビングと言えば水中映像ですが、最近そういったアイテムを使うのに少々飽きてきました・・・。

だから最近はドローンからの空撮をメインに撮ってます!

その為にもちゃんと国家資格の免許までとったんですからねー・・・!

僕が若さ全開でまだオーストラリアで現役バリバリのイントラやっている時代は、まだ水中カメラなど持ってる人なんてほんの一握りで、、当時日本円で50万円を握りしめて一時帰国したタイミングでまるで清水の舞台から飛び降りるつもりで「ニコノスV」を池袋のヨドバシカメラに買いに行ったのが僕の最初の水中カメラでした・・・。


ニコノスV・・・知ってますか?

当時ニコンが世界に誇っていた水中専用の手動フィルムカメラです!

こんなの首からぶら下げて水中潜ってたんで゜すよ・・・(笑)、笑っちゃうでしょ!


これが当時世界で最新の水中カメラだったんですよ!

今と違って全てマニュアル操作だから、絞りからシャッタースビート、フォーカス・ピントまで全部自分でダイアル調整しながらその瞬間にシャッター切って撮影していました・・・。

フィルム時代ですから1ダイブ最大で撮れて36枚・・・、なので1枚1枚が物凄く貴重だし失敗したくないわけですよ・・・。

だから金にモノ言わせてる奴は2台持ちなんてのもあったわけです・・・合計72枚のシャッターチャンスになるわけですから・・・。

そしてフィルムですから、後でカメラを開けて中からフィルム取り出してカメラ屋さんに現像出しに持って行くわけです!


仕上り出来上がりにお目に掛かれるまでネガフィルムだったら確か2~3日だったかなー・・・。

ポジフィルムだったら1週間はかかっていたような・・・。

つまりあの時水中で撮った写真を確認できるまでに1週間前後かかってたわけ!

ようやく待って店に取りに行って確認してみると、ピンボケや露出オーバーで真っ白けだったり真っ黒けだったり・・・。

撮れているだろうと思っていた貴重な水中での瞬間がパァー・・・。

ガックリして自己反省・・・なんて、そんなダイビングでしたよ・・・。

でも楽しかったなー・・・!

今思えば不便で不自由だったからこそ、努力したり、思案したり、練習したり、待ち焦がれたり・・・。

そんな無駄みたいなもの全てが新鮮で夢中で一生懸命だったような気がします・・・。

今の子たちは可哀そうに思える時があります・・・あまりにも全てが便利過ぎて・・・。

自分の遺伝を受け継いだ息子なのに、昭和の親からしてみたらもう何もかもが宇宙人感覚ですよ・・・。

とは言っても高度経済成長期に生まれて、青春期をバブル時代で過ごした我々は違う意味では超贅沢だったんですけどね・・・(笑)

今度はもう少しダイバーで賑やかな真栄田岬空からお届けしますね!



アサヒセンスイ

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