背中にスチール14LのWタンク。
左脇に10Lのアルミステージタンク。
右脇にもやはり10LのアルミステージorDECOタンクと6LのアルミDECOタンク。
計5本のタンクをハーネスに取り付けてダイビング。
取り付けるタンクだけの重量で軽く70kgオーバー・・・。
更に金属製のバックプレートや大容量のブラダー、ハーネス、それぞれのタンクに取り付けるレギュやホース、リール、etc・・・。
場合によっては装備だけで100kgの重量に達する事も・・・。
当然この重量の装備では陸上を歩くことも立ち上がることさえ大変困難です。
背中のWタンク以外のタンクは、大半は水に入ってから取り付けることが多いのですが、場合によってはボート上やエントリー前に取り付けることもしばしば・・・。
でもそんなヘビーウエイトの装備も、水の浮力を借りればさほど感じなくなります。
でも物理的にはやっぱり重いよねー!
こんな重い器材を背負ってダイビングなんて、キチガイです・・・!
もしくはMとしてか言いようがありません。
更に、ダイビングを行う環境も超深かったり、真っ暗闇の洞窟進入であったり、危険物の宝庫、沈没船内部探査であったりと、潜ろうとする環境自体もまたM!
そう!テックダイバー達は間違いなくMの集団なんだ!!!!
(という事は、ボクも?・・・)
過酷な環境に身をおいて自分を試したり、過酷な装備と重量に耐えることに喜び・・・。
最近お客様から「シャドウダイバー」と「ラストダイブ」という本を読みなさい!と、わざわざ送っていただきました。
前々からその本のタイトルは知っていましたが、取り立てて買ってまで読もうとは思っていませんでした。
ところが今回そんなチャンスを提供して頂き、ついに読み始めてしまいました・・・。
Mだ!やっぱりMだ!。
ニュージャージー沖の海底70mに沈む謎の潜水艦を偶然にも発見。
この潜水艦の正体を突き止めるまで繰り返されるテクニカルダイビングの世界と、事故者の続出。
確かにレックダイビングの原点である実話でありますが、まぁ次から次へと過酷なこと・・・。
一見すると、冒険物で内容はゾクゾクワクワクの連続・・・。
テクニカル分野とディープレックダイビングを実践でやっているだけにボクにはよーく理解できます!!!
という事でこれは間違いなくMのマニュアル!
色々調べてみたら、この手のアドベンチャーダイビングものの本って結構出版されているんですね。
よかったら皆さんも見てみてはいかがでしょうか!
おそらく読んだ後の結果は二つに一つ!
絶対そんなダイビングはやるものか!と、改めて強い意志を固めるか?
「ウォーっ」と、叫びながらいよいよMの扉を叩くか・・・?
さて、あなたはどっちなのでしょう?
O2DIVE OKINAWA/旭潜水技研
http://www7.ocn.ne.jp/~o2dive